近年、男性向け美容医療の認知度・人気は医師やお客様の間で高まり、男性美容業界も好調です。その中でも男性美容医療の先駆けであり、現在急成長中の「ゴリラクリニック」は、内科・外科・皮膚科など転科医師が勤務したい人気美容クリニックでもあります。
そのゴリラクリニックへ伺い、医師の勤務実態や医師年収・高給の秘密など、採用の統括責任者に様々な質問に答えていただきました。
医師採用担当者が求めている美容医師像、美容皮膚科医師の勤務状況(常勤・非常勤)について詳細を伺いましたので、美容医療、美容皮膚科への転職を検討中の方は、転職する際の選択肢の1つとして考えてみてはいかがでしょうか。
未経験や転科の医師にも、科目問わずチャレンジできる環境であることを知っていただければと思います。
ゴリラクリニック統括責任者・採用コーディネーター。主に医師の採用と面接を担当されています。面接の際には、院内案内や現場の環境、雰囲気、業務内容などを詳しくご説明してくれます。また、実際に働くスタッフの声や、現場のリアルな情報も細かく提供していただけますので、実際の勤務イメージもでき、相談にも乗っていただけます。
堀内様
元々は医療法人社団十二会 東京イセアクリニックがベースになっていまして、美容皮膚科クリニックではなく、ハイブランドな美容外科クリニックでしたが、新しいことに取り組んでいこうという中で、男性美容に着目したのが切っ掛けでした。その中でも、当時はあまり着目されていなかった男性の脱毛に、フォーカスしてアプローチを始めました。
堀内様
当初は男性が脱毛するという概念自体がまだ浸透していませんでしたので、インターネット上で広告を打ちましたが、「え?男性もやるの?」というところで想定とは違い、女性の反響が多く集まってしまいました。
その時の対策で生まれたのが「ゴリラ脱毛」というネーミングでした。
男性向けの脱毛だけではアプローチが弱いということで、何かインパクトがあり、思わず男性がクリックし、逆に女性はしなくなるようなネーミングというところが切っ掛けです。
その後、「ゴリラ脱毛」で広告を打ち出したところ、非常に男性の反響も増えまして、その辺りからアンタッチャブルの柴田さんを起用したりですとか、堀江貴文(ホリエモン)さんなど、著名人の方々とも接点ができたというのもあり、徐々に知名度が上がりました。
「ゴリラ」というキーワードは、二枚目にも三枚目にもなりますし、少し笑いを誘うギャグ的な響きもあります。
反面、すごくカッコいい二枚目なブランディングもできるという、実は割と絶妙なキーワードというところもありまして、ギャップが生み出すインパクト、というところで「ゴリラクリニック」となりました。
ギャグテイストもあり、ネット検索していただいた際に出てくるビジュアルやブランドイメージ、ブランドのインパクトというところで、より印象に残すことを図っています。
そのギャップによってゴリラクリニックを深く印象に残していただき、ふとした瞬間に「そういえばゴリラクリニックがあったな」というところに、持っていきたい戦略が背景にあります。
ただ、東京イセアクリニックは元々ハイブランドのイメージで打ち出していたのもあり、開院して1年目、2年目の時は反発があったのは事実です。
イセアクリニック所属からゴリラクリニック所属となったスタッフは、当初渋々という感じもありましたし、クリニックの名前を出すのが恥ずかしい、勤めていることを親や人に言いにくいという声もありました。いまだに私も二度聞きされることはあります(笑)
ですが、今はそれを乗り越え、スタッフが「ゴリラクリニック」に誇りをもって勤務しています。
堀内様
良かったことは男性の患者様が、何の気兼ねもなく堂々とご来院いただけるということですね。
悪かったことは正直あまり思い浮かばないですね。
結論から言いますとメリットしかありません。
ただ、男性向けの美容クリニックは、やはり非常に難易度が高いことは事実だと思います。ゴリラクリニックは、男性美容のリーディングカンパニーとして最初にポジションを押さえることができたことや、総院長や優秀なスタッフにも恵まれたことで非常に幸運でもありました。
堀内様
新宿本院になりますと、平日は70~80人、休日は100人以上の来院があります。
スタッフについては看護師で言いますと、1日あたり10名前後勤務、受付カウンセラーですと7~8名ぐらい勤務しています。
吉澤
美容皮膚科を開院した銀座院は、さらに大規模になりそうですね。
堀内様
今回の渋谷院がゴリラクリニックの中で最大級の規模になりまして、124坪ほどの広さもあり新宿本院の倍になります。他にも現在開院に向けて準備もしておりまして、そこはさらに大きくなります。
堀内様
実はゴリラ脱毛では6年目になりますが、ゴリラクリニック単体で申し上げますと4年目に入ります。
私が医師採用担当に着任した頃、美容に関する男性の市場が非常に大きく変わるターニングポイントでもありまして、一番初期の段階でゴリラクリニックが参入できたともあり、取り巻く環境が一気に変わりました。
以前までは、男性が美容クリニックに行くには隠れて通うイメージでしたが、今では堂々と通える時代になりました。
美容に投資していくことが一般化し受け入れられつつある中、男性美容としての市民権も得られたことで、非常に強い追い風の中で加速していることを実感しています。
ゴリラクリニックに行ったことを自慢できる、そんな時代になりつつあると思います。
堀内様
美しさというのは人それぞれの考え方がありますし、言葉も幅広く難しいと思いますが、ゴリラクリニックの「男も美しくあれ」の美しさの定義は、コンプレックスに立ち向かう姿勢にあります。
従ってただ見た目を磨く、見た目を美しくしていくというところではなく、誰もが持っているコンプレックスに立ち向かっていく前向きな姿勢のようなものです。
それを乗り越え自分自身が進化し、前進していく姿勢にフォーカスして美しさという言葉を使っています。
堀内様
ゴリラクリニック全体として、エンドユーザー向けに「男も美しくあれ」というメッセージを掲げておりますが、実はスタッフも含めた裏側のコンセプトもありまして、それは「男性美容のシンボル」になることです。
たとえば、パーソナルトレーナー付きのジムといえばどこが思い浮かびますか?
数年前までは色々な答えが返ってきたかと思いますが今はイメージが定着していますよね。
ゴリラクリニックが目指すことは正にそこにあります。
男性美容といえば?と言われた時に今は答えが分散するかと思いますが、そこを100%ゴリラクリニックと答えてもらうのが今後の目標であり、男性美容のシンボルというところです。
シンボルとなる環境を一緒に目指し、実現していこうという理念に共感していただける中で、ゴリラクリニックっておもしろいよね、ブランドとしてエッジが効いているよね、と思っていただける方ですと嬉しいですね。
もっともっと世の中に認知度を広げていき、よりパブリックな存在になるためにどうしたらいいのか、一緒になって考えていただけるドクターとお仕事ができれば最高だなと思っております。
しかし、面接でそこまでお話するのは正直難しいです(汗)あとは先生に引かれてしまう可能性もありますし、熱苦しいと思われてしまうかもしれません(笑)
ドクターコネクトには当院の想いを上手く伝えていただいておりますので、ご紹介いただいた先生は今では院内で稲見チルドレンと呼ばれているくらい、いい子弟関係で存在感もありスタッフからも大好評です。ご紹介いただいた先生のようなドクターを採用して欲しいと、スタッフからもよく言われますので是非お願いします(笑)
堀内様
やはり、表情とお人柄が一番です。
患者さまにはWEBサイトなどで期待を煽っていますので、ゴリラクリニックに対する期待感は非常に高く、そこに最終キャラとして登場するのはドクターになります。
そこで患者様の期待を裏切らないようにしなければならないのが、私のミッションであると考えています。難しいところではありますが、患者さまに「思っていたとおりの人」と、感じていただけるようなドクターのチームを作り上げてゆきたいと考えております。
堀内様
基本的な常勤医師非常勤医師の業務は、脱毛のカウンセリングが90%を占めております。
完全予約制となっておりまして、予約枠は1時間と十分に設けています。
まず始めに、カウンセラーが患者さまに90~95%程度ご説明いたします。
その後に、ドクターが問診やリスクのご説明をしていただきますので、持ち時間としては実質5分前後になります。
基本的にドクターの控え室はカウンセリングルームをお使いいただいていますが、患者さまで部屋が埋まっている場合は、スタッフルームをご利用いただいています。
その他の空いているお時間は、基本的には自由に使っていただいております。中には論文を書かれている先生もいらっしゃいますので、本当に自由にお使いいただいて構いません。
吉澤
スタッフルームで一緒に過ごす時間が多いためなのか、医師や看護師さんなどスタッフ同士の仲が非常に良さそうですね。
堀内様
そうなんですよ。他の総合病院、美容皮膚科クリニックや大手美容外科様ではあまりないかもしれませんが、当院の看護師は男女比が半々くらいになりまして、そういう意味ではコミュニケーションが活発でスタッフのテンションが全体的に高いです。
看護師および受付・カウンセラーのシフトも固定ではありませんので、色々な分院に勤務することで毎日違うチームで仕事をすることになります。
そのため、マンネリ化もなく良好な人間関係を築けています。
吉澤
ゴリラクリニック様のスタッフさんは、どの分院にお伺いしても元気にご挨拶していただけるので、教育面もしっかりされていらっしゃるんですね。
堀内様
教育については非常に大事にしています。
今現在、急速に拡大しておりますので少しでも手を抜くと大事故に繋がってしまう恐れもありますので、全力を尽くして取り組んでいます。
堀内様
ゴリラクリニックは医療でありながらもビジネスモデルとして、非常に成長性が見込めるクリニックの1つだと思っております。
ゴリラクリニックの一員になることで成長を実感していただき、2年後、3年後にさらに拡大していくことに参加できる面白さも感じていただけます。
医療機関でありながらベンチャー企業のような側面もあり、面白さを感じていただけるドクターであれば親和性が高いと思っております。
まずはクリニック見学に、是非一度お越しいただければ幸いです。
ゴリラクリニック統括責任者 堀内氏と医師採用担当 山元氏の最新インタビューはこちら。
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美容医療業界へ転職を考える医師必見のインタビュー集です。
それぞれのポジションで活躍する方々にご協力いただき、貴重なお話しを伺いました。ぜひ、転職の前知識としてお役立てください。