インタビュー

研修医からの転職に不安があった。今は「恵まれているな」と思う。

戻る 2024/06/11

しっかり寝られるので仕事にも趣味にもメリハリがついてきて、以前のように休みの日も疲れていて遊べない、ということは無くなったと高田先生はおっしゃいます。
高田先生のように、医局から離れて自由診療で腕を磨こうとするケースが増えています。しかし、当然のことながら入職を決める前後には不安な気持ちもあったようです。

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高田先生は初期研修を終わられ医師3年目から湘南AGAクリニック新宿本院に入られましたが、入職をお決めになった理由は。

高田先生
以前から自由診療に関心があったこと、そして自分自身の髪に対する不安から最新治療はどのようなものだろうという興味を持っていたこと、この2つが大きな動機でした。とは言っても、本当に後期研修をやらなくて大丈夫なのか、医師としてメジャーな職歴ではないが大丈夫なのか、実際やってみて自分に合わなかったらどうしよう、というような不安はありました。

不安を持っていたけれど入職の決め手になったのは、最新治療への興味だったと思います。もし自分に合わなくてもその時考えよう、最前線の治療を見てみたいという興味が勝って、湘南AGAクリニックへの入職を決めました。

手技を身につけておきたいと思っていたのですが、後期研修で形成外科に入っても、手技をやらせてもらえるまで時間がかかるだろうと考えていました。

内服薬処方のみのAGA治療を行うクリニックは多くあります。もちろん、薬に効果があるのは認識していましたが、手技を身につけておきたいという気持ちが強く、湘南AGAクリニックを希望しました。将来、美容医療に進むことがあったら手技は重要になるだろう、だけど今は髪に興味があるのでAGAで手技を学んでみようという考え方でした。

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入職後、どのようなことをお感じになりましたか。

高田先生
自由診療に興味を持ってはいたけれど、実際どのようなものかは知らなかったので、入って1ヶ月は不安な気持ちが大きかったのは事実です。入ってみると、しっかりした勤務体制で休みもきちんと取れることに驚き、すごく「ホワイト」な職場だと思いました。

入職した当初は内服薬の処方やカウンセリングについて研修とOJTがあります。初めて植毛手術を見学して、その緻密さの繰り返しに「すごいな」と感動しました。
処方やカウンセリングの知識が身についた入職半年後くらいになると、グラフトの採取の実技を学び始めます。最初は採取数100本から始めて、300本、500本と増えていきます。完全に独り立ちしたのは入職1年後でした。きれいに毛根を採取できると、今でも嬉しいです。

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一日のスケジュールを教えてください。

高田先生
10時に出勤して、手術が入っているときは手術に入ります。グラフト採取に3〜4時間、毛穴づくりに1〜2時間、植え込みに3時間くらい要しますが、ずっと張り付いているわけではなく間に診察や休憩が入ります。
手術が無い日や手術の間に手が空いた時間は、外来でカウンセリングと経過観察を行い、休憩もしっかり取って19時になったら終業します。勤務環境には恵まれていると思います。保険診療で勤務していたら、この勤務環境は考えられなかったです。

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外科出身ではない医師の美容医療への転科について、どう思われますか。

高田先生
初期研修後に入職しても仕事ができています。もっと気軽に検討していただいても良いのではないでしょうか。職場としてのクリニックの雰囲気も良くて新人でも「質問しにくい」ということが全く無く、院長や先輩から丁寧に教えてもらえる環境です。入職後のキャリアについても望まない異動はなく、院長を目指す医師には異動があり、異動したくない医師はそれも選べる、というように選択できます。

将来的には院長もやってみたいなと思っています。入ってみるとホワイトな職場環境だと分かります。敷居が高いと思わないでいただきたいです。