医師転職で紹介会社を利用すると採用が不利になる?

多忙な医師が転職を考えたとき、エージェントを利用することが早道であり、また内定率のアップにもつながりますが、利用を躊躇される医師もいらっしゃいます。その理由は「クリニック側にエージェントへの紹介料が発生するから、自己応募の方が採用されやすいのでは」です。

ここではその疑問に答えるとともに、その理由と医師転職において知っておくべき美容クリニックの採用基準について言及いたします。また、ドクターコネクトが美容医療を主軸とした自由診療専門の医師転職エージェントであることを前提として解説していますので、ご了承ください。

医師募集と採用判断の難しさ

医師の募集もウェブからの応募が一般的になりました。しかし営利を前面にしていない保険診療の医療機関は、ウェブマーケティングに長けているとはいえません。企業がしのぎを削り上位を狙うウェブ業界では、民間病院がサイトに採用情報を掲載しても検索順位はかなり下で、人目につくことは難しいでしょう。

ウェブ検索で上位表示させるために制作から運用までを依頼しても、良い結果が得られるとは限りません。ウェブ運用やコンサルタントは長期にわたるため、そのコストは年間数百万になることも普通です。

医師転職で紹介会社を利用すると採用が不利になる?

自社で募集しても5年以上応募がないというクリニックもあります。それだけ募集そのものが難しいのです。採用担当者としては多くの医師に会ってみたいというのは当然です。多少の応募があったとしても、その中から判断・採用するのは悩ましいでしょう。

そうであれば、集客力に優れた紹介会社を数社利用した方がコストも時間もかかりません。医師採用担当者は採用面接だけが業務ではないため、そこに多くのリソースを割かずに済むのは、他の業務に集中することができ、結果パフォーマンス向上にもつながります。

このように経営コストや労力などを考慮し、紹介会社を利用するクリニックが一般的になっています。大手クリニックは自社で採用サイトを立ち上げ運用するパワーがありますが、やはりそれだけではなく紹介会社も利用しています。

紹介会社と提携するクリニックは経営状態が安定している

自由診療・美容医療業界では、紹介会社に手数料を支払ってでも、最適な医師を採用したいというクリニックは多くあります。

手数料を惜しまないということは、それだけ経営が安定しているということです。売上だけではなく、経営理念がしっかりとしており、ビジョンをしっかり持って経営しているクリニックでは、そういったコストを惜しみません。なぜなら、いずれ取り返せることを知っているからです。

欠員を補うというよりも、早く医師を増員して事業拡大したいなど、経営が上向きであると考えてよいでしょう。

自由診療・美容医療の医師転職事情

美容外科や美容皮膚科をメインとした自由診療は、大手美容クリニックの台頭などがあり、世間では身近な医療として受け入れられてきています。医師の間でも美容外科へのイメージは、若年層を中心に変わってきているようです。研修医から美容外科への進路を考えている方も増え、選択肢の一つとして挙げられる科目になったといえます。

美容医療へ転職する医師の90%以上が転科、つまり未経験ですが、若年層は転職そのものが未経験の方が殆どです。その若年層を中心に、美容医療への転職希望者は増えています。しかし美容クリニックは保険診療の病院ほどの数はなく、募集枠はそれに比例します。

美容外科の医師数は全体のわずか0.2%

診療科ごとの医師数では、内科医6万403人に対し、美容外科医は678人、圧倒的少数です。(※標榜できる科目での統計のため、美容皮膚科は含まれていません。)

出典:厚生労働省「2018年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」より

この少数枠に入るためには最低限、採用面接に向け以下がスムーズに受け答えできるようにします。

  • クリニックの方針をしっかり把握しておく
  • 採用担当者がどのような質問をするか想定し答えを用意しておく
  • 入職後、何を目指したいか明確に話せるようにしておく

採用面接の質疑応答では、「美容医療に興味がある」ことを、しっかり伝えることが大切です。

美容クリニック医師採用担当者の人物像

美容クリニック医師採用担当者は、医師(経営者)とは限りません。運営本部や経営戦略本部などの組織の中心に在籍している方が多く、ビジネスにおいて優秀な方ばかりです。人当たりが良く、会話力があり、何より「時間」も含め、数字に置き換えて物事を考えることに長けています。近年はこのような人材を医師採用担当として登用している美容クリニックが増加しました。

多くの医師と会い、自社クリニックに合うかを主軸に判断しています。先述した採用面接時に向けた準備「クリニックの方針をしっかり把握しておく」ことで、その方針に寄り添うことができるか、納得できるか、心構えをしておくことで印象アップにつながります。

ドクターコネクトでは、美容クリニックの医師採用担当者インタビューも掲載しております。ぜひご一読ください。

医師転職エージェントを活用して合格率をアップ

転職エージェントは事前に面談とヒアリングを行い、採用面接に向け対策をします。この時点で医師の疑問や不安を解消、面接は同席しフォローしてくれます。

自己応募はその科目の経験者であればよいのですが、転科・未経験や転職慣れしていない医師はエージェントを活用するのが転職成功の早道です。

LINEを活用!医師転職相談

LINE医師転職相談では、比較的ライトなご質問にお答えしております。

  • 美容医療の科目が知りたい
  • 美容皮膚科で必要なスキルは?
  • 美容外科は形成専門医が必要?

など、美容医療についてのご質問が多く寄せられます。お気軽にご相談ください。

(※美容クリニックの施設名や求人詳細、研修内容などは当社に守秘義務がございますため、ご登録いただきご本人様確認が完了したのち、ご案内いたします。)

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