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医局をやめて転職へ、医師キャリアアップは医局が全てではない


戻る 2023/05/12
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現状、大学病院の医局に留まる医師が大半を占めています。

「このまま医局に居続けていいのだろうか?」
「別の道でキャリアを積んでいく方がいいのではないか」

医局で先輩医師や上司に関わるうち、このような疑問が浮かんできた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回の記事は、医局に所属し続けるか迷った時にひとつの参考としてお役立てください。

医局に所属することでの悩み

医局で勤務するうち、どうしても出てくる悩みがありますよね。
医局に勤務する医師に、よく相談いただくお悩みをご紹介いたします。

病院勤務の負担が大きい

医局に所属すると業務の負担が大きい

大学病院医局では早朝に出勤し、通常の診療業務に加えて研究や論文執筆などをしなければいけないところが多く、さらに急患があった日には、いつのまにか日付が変わっていたということもしばしばあります。

このように有給も消化できず休日出勤もあり日々多忙で体調を崩したり、プライベートな時間が確保できず精神的にも疲弊したりする方もいらっしゃいます。


医師の給与・待遇面が厳しい

医師といえば高収入の印象がありますが、大学病院は意外と給与が低いことも悩みとしてあげられます。

最近では医師年収1,000万円に届くまで数年かかり、しかも同じような働きを民間病院でした場合は、年収1,000万円〜1,500万円程度得られるところもあります。一般の職種からしてみれば高く見えるかもしれませんが、勤務内容と比べると薄給と言わざるを得ません。

将来的に結婚・住宅・育児・教育などライフスタイルの変化を見通すと、不満として大きくなってしまいます。


医局の人間関係・パワハラ

人間関係やパワハラに関わる医師の悩み

こちらも男女問わず多く相談を受ける悩みです。

医師が看護師・コメディカルスタッフに対してパワハラをする、というのはよく聞きますが、医師同士のパワハラも存在します。医局はまだまだ縦社会ですし、都内の大学病院ですと組織として大きいところからパワハラも起きやすくなってきます。

ただでさえ多忙なところに、人間関係のストレスを抱えると業務の連携も取りにくくなりパフォーマンスの低下になり、回復するためには多くの時間がかかります。

医局医師の将来性の不安

医局に所属し続けることで出世が確定する時代は終わりました。
技術や経験だけでは報われない部分も少なからずあります。勤務形態も多忙で、若いうちはよくても将来的に今の状況を続けられる不安も出てきます。人柄がよい医師が上に行くとも限らず、医局のカラーを理解し、人間関係のさらに奥の事情も知らなければ医局の上には上がれないこともちらほら耳にします。もちろん真摯に医療に向き合い、患者様や病院経営を積極的に理解している医師や起用な医師は別です。

医局に所属し続けるか?キャリアチェンジするか?悩みを抱えた時の判断基準

先述のような悩みを抱えた時に、所属し続ければいいのか、別の道を探せばいいのか非常に迷います。この後、どのように考えていくといいか判断基準のポイントをご紹介いたします。

自分の目標を明確にして優先順位を決める

医師としての目標と優先順位

まず最終的にどのような役職につきたいか、何をできるようになっていたいかなどの目標をきちんと決めましょう

そこから、目標を達成するためにはどう動けばいいかを考え、希望の優先順位を決めます。将来的に院長になりたいから、そのためのスキルを身に付けたい・この資格が欲しい・綺麗な病院に勤務したい・この先生がいる病院に勤務したい・収入はこれくらい欲しい…など、目標を達成するにあたって数々の希望が出てきます。
もちろんそれらを全て満たせる環境が準備できればいいのですが、なかなかそうはいきません。そうなった場合、希望の優先順位を決めていきましょう。

優先順位に沿って考えていけば、現状自分が医局に所属した方がいいのか、別の道を選択するか検討しやすくなるでしょう。さらにキャリアモデルになる医師も見つけてみましょう。いなければ退局も視野に入れて行動しましょう。

美容外科医や美容皮膚科医などの他の選択肢を視野に入れる

医師としての選択肢

大学からそのまま医局へ行ってしまうと、医局の中と医局に近い箇所しか見ず、そこで完結させてしまいがちになります。ですが、医局の中と外、それぞれどのような選択肢があるかしっかりと情報収集をし、確認することが重要です。

医局の中でも非常勤で勤務するなど、勤務の仕方によっては楽になります。医局かそれ以外か、完全に二者択一にしなくとも自分の目標を達成できる選択肢は数多くありますのでエージェントに多くのパターンを提示してもらうのも一つの手段です

また、美容外科医、美容皮膚科医などの美容医療業界に転科する道もあります。残業のほぼない美容医療業界は医師年収2,500万円~など高収入であることや有休消化率90%以上のクリニックが多く、仕事とプライベートを完全に両立することが可能ですので、詳細を確認したい方はこちらの記事をご覧ください。

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自由診療・美容外科への医師転職ガイド

2019/07/07

医師転職で悩んだ時は必ずエージェントに相談

個人で情報収集をしていくのにも限界があります。医局で話を聞く、クリニックの医師に話しを聞く、など以外にもエージェントに相談することも1つの方法です。
WEBサイトや先輩医師の勧誘ではデメリットや医師ご本人に合うかどうかも助言してくれません。多くの転職医師と話し、毎週クリニックに出入りし人事のかまかな要望を刈り取っているエージェントにか持っていない情報を聞くこともできますし、転職を有利に進めることができます。

まずはLINEで気軽に相談!

ドクターコネクトでは、直接お問い合わせいただく以外にもLINEでお気軽に相談していただくことが可能です。
忙しくて時間がない方、まだ転職すると決めたわけではないけど、参考のために話を聞いておきたい方などはぜひご利用ください。

悩み続けるより先に、まずは将来に向けて行動を始めてみましょう。

まとめ

勤怠状況・収入・将来の不安などこのまま医局に所属し続けるか、別のキャリアプランの道を選択するか悩む点は多くあります。
しかし、キャリアアップするには医局だけが全てではありません。エージェントを利用しつつ、様々な可能性を調べて視野を広げていくことが重要です。

ドクターコネクト編集部
この記事の監修者
ドクターコネクト編集部
こちらの記事は、ドクターコネクト編集部が監修しています。


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