当直医という肉体労働から逃れるためには?

医師の業界では「当直医=肉体労働」と言われています。

なぜ、医師なのに肉体労働なのか。また、その当直医という肉体労働から逃れるためにはどうすれば良いのか。

今回のコラムではこの2点について説明していきます。

医師が辞めたいと思う理由

1度でも医師を辞めたいと思った方にその理由を聞くと、必ず上位に「当直医のつらさ、しんどさ」という理由が来ます。

とは言え、一般的な勤務医にとって、当直という業務は避けて通れる道ではありません。

なぜ当直をしなければいけないのか?

医師の当直と呼ばれている業務は、労働基準法でいう宿直にあたるとされています。

この宿直は、ほとんど働かずに過ごすというのが条件になっています。しかし、医師の当直で、そのようなことは不可能に決まっています。

また、医療法第16条に「入院設備を持つ病院では医師が必ず宿直しなければならない」とあるため、必ず誰かが当直をしなくてはいけません。

「当直」≠「宿直」になってしまっていることが、医師が当直がつらいという原因になってしまっています。

一般的な医師と美容医療の医師の当直の違い

一般的な医師の当直

一般的な医師の1ヶ月の平均当直回数は3~4回というデータがあります。

また医師にとって当直のつらさは、その時だけではありません。他の職業で朝まで勤務した後は、その日は休みか遅い出勤になることが通常です。

しかし当直医の場合は、80%以上の医師が、当直が明けた後も通常の勤務に従事しています。

当直医の問題はむしろこの当直後の通常勤務にあります。

当然のことですが、当直明けの勤務では、判断力が低下してミスや誤診が増えることになります。50%以上の医師が当直明けの通常勤務で、ミスを経験したことがあると答えています。

参考:「10-5.医師の負担感と疲労度」(独立行政法人 労働政策研究・研修機構「勤務医の就労実態と意識に関する調査」)

美容医療の医師の当直

美容医療の場合の当直勤務はどうなっているのでしょうか?

まず美容医療で当直勤務があることはありません。なぜなら患者さんが来院される時間も決まっていますし、診療や手術も予定通りに進むことが多いからです。

あったとしても多少の残業がある程度です。残業に関しては次のコラムで説明していますので、ご覧になって下さい。

参考:医師が長時間の重労働なしに高収入を得るには?

美容医療の医師であれば

当直医が肉体労働と呼ばれているのは、「当直」≠「宿直」になってしまっていて、その当直後に通常勤務をすることが当たり前になってしまっているからです。

肉体労働をしたくて医師になった方はいないでしょう。当直が少ない勤務先を探すのも大変です。しかし、「医者の不養生」ということわざがあるように、患者の健康を見る医師が体を壊してしまっては元も子もありません。

そんな働き方を変えたいとお考えの医師には、美容医療への転科を検討してみてはいかがでしょうか。ドクターコネクトでは医師の転職相談を随時お受けしております。今すぐ転職をお考えではない方も、お気軽にご相談ください。

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