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【コラム】美容医療業界転職市場:どうなる?2024年以降の美容外科クリニック転職市場《vol.3》美容医療業界への転職はこうなる!を大予測


戻る 2024/02/14

本連載の第一回と第二回で、ここ10年の美容医療医師数の急増、成長を続ける美容医療クリニックの経営戦略などについてご説明しました。

増え続ける美容外科医・美容皮膚科医ですが、医師の淘汰は始まっているのでしょうか。

今回は、ここ10年の変化をつぶさに見てきたドクターコネクトのエージェントが予測する、これからの美容医療、医師転職事情についてお話します。

《vol.3》 エージェントが予測、こうなる美容医療への医師転職。

✔️ 美容医療業界での医師の淘汰は始まっているのでしょうか。

ズバリ直球で申し上げると、淘汰のトレンドはすでに始まっています。

✔️これまでの認識をアップデートする必要。

転職をお考えの方はこれまでの見方や考え方のフレームワークを組み直していただく必要があります。

なぜなら、まず一つに、医師の働き方改革により時間外労働の上限規制の適用が始まる2024年は医師にとって大きな転換点になるからです。働き方を自分自身で考えるための知識として、医大の教育カリキュラムに労働法を入れるというモデル講義も始まっています。

≫関連記事 : 医師の働き方改革【2024年以降のアルバイト禁止も。勤務医の年収が下がる?】

そして、次に、大きく変わってきている美容外科や美容皮膚科などの美容医療業界への転職事情についても認識を新たにする必要があると思われます。美容医療業界はビジネス界でいうとIT業界のような、変革のスピードを持っているからです。

✔️ これはもう、むかしむかしのはなし。

「保険診療に疲れたから楽な美容に転科したい」「報酬が高額で激務でなければ何でもいい」というような、美容へのモチベーションが低い医師でも転職できる時代がありました。

以前は美容医療へのモチベーションが高くない、あまりやる気のない医師でも勤務を続けられていた美容医療業界ですが、現在は全くその様相が変わっています

✔️10年前とこんなに違う、美容医療業界のリアル。

ほんの10年前のことです。美容医療クリニックは医師の獲得がビジネスのキーポイント、解決すべき大きな課題の一つでした。というのも、当時は美容外科へ転職する医師が少なく、急増する美容医療へのニーズに対応するには採用に力を入れてもなお、医師が足りなかったのです。

しかし今、状況は驚くほど変わりました。美容に転科する医師は年々急増しているからです。

「新型コロナウィルス感染症の流行で一般保険診療のアルバイトが少なくなり、やむなく美容医療でアルバイトをしてみたところ、きちんとした体制であることがわかった」という体験を聞かせてくれた医師がいらっしゃいました。また、「先輩医師が美容医療で働いていて、彼らの話から美容医療のリアルな現状、つまり成長ビジネスであり、経営もしっかりしていることを知ることができた」というお声もいただきました。

医師ご自身が美容クリニックで脱毛や二重などの施術を受けることで、認識が変わったという経験談もよく聞くお話です。

今では、医師3年目から自由診療に進むケースも増えています。専門医を目指すことが当たり前だった時代から変わり、今は転職への関心や医師のキャリア選択肢が増えているのも事実です。

✔️ 美容医療への転職が増えている理由。

医師が美容医療業界に興味を持つきっかけの一つが「働きやすさ」です。

 ・基本的に予約制なので残業が殆どない。

 ・給料が高い。

 ・休日がしっかり取れる。休日出勤、オンコール、当直なし。

 ・初期研修修了後の医師3年目でも研修体制がしっかり確立されている美容外科クニックがある。

 ・非常勤勤務や開業など、手技習得後のキャリアの自由度が高い。

 ・医局人事のような異動がない。

このような働き方は一般の大企業ではすでに実現されていることが多く、医療の業界では遅れていた点でもあります。

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修医1年目から考えていた大手美容外科クリニックに新卒採用で入職 

研修医のときに美容医療に惹かれ、研修制度の整ったクリニックを選択

✔️ 採用するための面接から、選ぶための面接へ。

これまでご説明したように、美容医療の医師転職では売り手市場から買い手市場に変わりつつあります。そのため、以前のように面接を受ければ受かるということは無くなりました。面接を受ければ入職が決まっていた時代があったことを考えると、いよいよ厳しい転職事情になってきたと言えるでしょう。

面接で落とされてしまう理由はいろいろ。

・志望した理由があいまい

・今までの取り組みを説明できない

・基本的な入退室のマナー

・自己紹介や職務経歴の説明がうまくできない

・前職の退職理由の説明ミス

・ご自身の長所・短所が言えない

・キャリアプランを持っていない

・転職後の展望を持っていない

これらは、ほんの一部です。単純に準備不足で落とされてしまうのは、実にもったいないことです。

もう一つ、注意していただきたいのはクリニック見学です。クリニック見学では担当者が見学医師の一挙一動を見る機会の一つとなっているので、注意が必要です。自然体で見学することも大切ですが、社会人としての最低限のマナーを踏まえて、ぜひ、見学を良いチャンスにしていただきたいと考えています。ドクターコネクトでは社会人としてのマナーや立ち居振る舞いについても徹底的にアドバイスさせていただいています。ぜひご相談ください。

✔️問診だけの勤務でも、臨床経験が条件になることがある。

医師の応募者が多くなり、採用側が選べるような環境になって、採用担当者がより良い医師を選ぶようになってきました。

特に、中小のクリニックでは研修や教育に時間やマンパワーをかけられないので、ある程度、完成されている医師を求めることもあります。

✔️ これからの美容医療医師転職、ドクターコネクトができること。

ドクターコネクトでは見学の手配・面接対策・内定取得後の動きかたや入職後のご相談なども含めて、丁寧にマンツーマンでフォロー致します。

気を抜けない見学、地雷の多い面接。

準備不足のままでの見学や面接はオススメしません。ドクターコネクトでは10年以上蓄積してきた経験と知識で、お一人お一人の個性に適した細かなサポートができると自負しております。

それぞれのクリニックのビジョンや理念、業態、フットワーク、組織、教育、マーケティング等の多角的な情報を、会員医師の転職の判断基準として共有させていただいています。

変革期にある美容医療業界で後悔しない転職をするためには、様々な視点からの判断が必要になると考えています。ご転職を考え始めたら、その時はぜひ、ドクターコネクトにご相談ください。

 

 

ドクターコネクト編集部
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こちらの記事は、ドクターコネクト編集部が監修しています。


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