人生に困難や苦労はつきものです。一般的にエリートと言われている医師の方でも、ほとんどの方が様々な困難を経験して医師になり、医師になってからもまた経験します。
このコラムでは、医師になるまでを振り返りながら、今現在「医師に向いていないのかも」とお悩みの方へ、少しでもお役に立てる話ができればと思います。
医学部受験というと、とにかく難しいというイメージがあります。
現実もその通りで、1浪、2浪で受かることが出来れば良い方、大学によっては3浪以上も20~30%近くいるのが現状です。
久留米大学にいたっては、3浪以上の割合が2019年度では40.2%もあります。
その他の学部では3浪以上の割合は2~3%くらいなので、医学部の割合は、その10倍くらいになってしまっています。
医学部の浪人率に関して、詳しくは以下のサイトをご覧下さい。
それだけ困難な医学部受験ですから、すんなり受かった人よりも、むしろ挫折を経験した人の方が多いと思います。
苦労して医学部に合格したからといって、必ずしも医師になれるとは限りません。
国家試験に受かって初めて、医師となることができます。
医学部受験とは違い、医師の国家試験に対する一般的なイメージは、簡単に受かるというイメージがあるかもしれません。しかし現実はそこまで甘くはありません。
新卒の平均合格率は92.4%ですが、1度でも医師国家試験に落ちた人、いわゆる既卒者の合格率は56.8%となっています。
医師国家試験用の予備校もありますから、簡単に受かるというイメージは間違いです。
色々と理由は言われていますが、東京大学の新卒合格率が92.2%と、少しだけですが、全国平均を下回っているというデータもあります。
医師国家試験の合格率に関して、詳しくは以下のサイトをご覧下さい。
医学部受験ほどではないにしろ、医師国家試験でも挫折を経験する可能性があります。
合格者の方が多いわけですから、むしろ挫折感という点では受験以上かもしれません。
医学部受験も乗り越え、医師国家試験にも合格し、晴れて医師になることができたとしても、またここから困難を経験することも多いです。
もちろん社会人になるわけですから、そのようなことは多々あるでしょう。
しかし医師という特殊な職業、大学病院の場合は医局という制度を鑑みると、他の職業よりも苦労することは多いはずです。
特に医師の方が自信をなくしたり、気落ちするときとして
「医局で地方の一般病院へ派遣され、将来が見えてしまった」
「目の前で患者さんが亡くなったとき」
「周りの医師よりも自分が劣っていると感じたとき」
が、よく挙げられます。
医師の方ならではと言えると思います。
医学部受験、医師国家試験と、様々な困難を乗り越えてきたのに、落ち込みながら仕事はしたくないですよね。
「医師になったからにはもっと技術を磨きたい」
「後ろ向きな気持ちではなく前向きな気持ちで仕事がしたい」
そんな医師の方々、美容医療への転科を検討されてみてはいかがでしょうか。
医療業界であれば、人の命を救えずに気落ちすることもありませんし、急患や当直に追われることもなく、自分のペースで仕事をすることが可能です。
特に研修医の方や、キャリアアップを目指している医師の方は、当サイトの詳しいコラムをご覧になって下さい。
また美容医療の業界で働く利点に関しても詳しいコラムがございます。
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医師不足が慢性化している地域でも医師の業務範囲は拡大し事務処理は増え続け、海外では看護師が対応していることも、日本では医療行為とみなされるものは医師が対応するべきという風潮があります。
「医師がやるべき」ことが増え、時代と逆行し医師の働き方改革は見送りとなっているのが現状です。
美容医療業界ではカウンセラーを配置したり、看護師の裁量も大きく、医師が施術に注力できる環境を整えているクリニックが多くあります。しかし美容医療業界、自由診療ならではの医師に求められるものがあります。
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