
ドクターコネクト医師転職サービスは、常勤・非常勤に関わらず、入職する医師とクリニックのマッチングを最も重要視しています。
ここでは美容医療で非常勤のご経験がない先生を対象に、非常勤のメリット・デメリットをお伝えします。
美容医療業界で非常勤をご検討されている先生の前知識となりましたら幸いです。
もくじ
美容医療ならではの最大のメリットは「未経験可」
美容医療は自由診療がメインですので、医師の給与もトップクラス、しかも20代で年収2,000万円を超えることも珍しくありません。
しかし、それは常勤の医師だからこそです。
非常勤医師の給与は、自由診療(美容クリニックなど)と保険診療(一般病院)を比較して、大差はありません。
しかし、周知の通り保険診療は重責があり、未経験を可とする求人は希少です。非常勤でも1日に70~80人の患者様を診るという医院もあり、多忙さは常勤医師と変わらないこともあるようです。
一方、美容医療は未経験でも比較的入りやすい科目が多いことです。当直・重病者なし、飛び込み患者様のない完全予約制、経験が必要な施術はベテラン医師の勤務日に予約を入れるよう配慮されます。
実際に、ドクターコネクトで美容医療に転職された医師の9割が未経験、医師3年目の方も多くいらっしゃいます。
また、美容未経験の先生は、医療に対する独自の概念や、方針の異なるクリニックのやり方を持ち込まず、採用先から歓迎される「未経験ならでは」の好要素をお持ちです。
給与面で大差はありませんが、その業務内容を比較すると、自費診療の給与はメリットとして受け止めていただけるのではないでしょうか。
デメリットは、常勤医師に比べ研修が簡易になりがち
未経験で入職をご検討中の先生から「研修をしてもらえるのでしょうか?」という質問が多く寄せられます。
もちろん、いきなり施術を任されることはなく、院長先生やベテランの先輩医師からの指導があります。
しかしそれは、常勤医師に対する研修より簡易になりがちです。そのためご自身で勉強したり、先輩に質問したりといった積極性が必要になります。
一部の大手美容クリニックでは、非常勤を雇用せず、常勤医師に対して手厚い教育制度を設けています。このような研修を受けられないとなると、スキルアップの速度や経験に大きく差がつくのは避けられません。
健康保険や年金の加入について
非常勤で複数の医院を掛け持ちした場合のデメリットとして、社会保険や厚生年金などの福利厚生も受けられない、確定申告はご自身で行うなどがあります。
これは医師に限ったことではありませんが、生涯年収に大きな差が出てしまいます。
美容医療で働くのなら常勤医師の方がメリットが大きい
形成外科医(勤務医)を例に年収を比較すると、一般病院で平均1,500~2,400万円、美容外科に転科すると2,000~3,500万円が目安になります。また、インセンティブを設けている美容クリニックが多く、管理医師や院長にキャリアアップした場合は、更に手当てが付きます。
将来は美容医療に転職したい、開業資金を貯めたいなど明確なプランをお持ちであれば、常勤として入職を考えてみてはいかがでしょうか。
ドクターコネクトでは、先々転科をお考えの先生には症例数の多いクリニック、保険診療を軸にされたい先生には問診メインのクリニックなど、おすすめする医師求人が異なります。
ぜひ、ご登録の際にはキャリアプランやご要望をお聞かせください。
非常勤の希望者は増加傾向
離職が少ないため、医師が充足している美容クリニックが以前より増えています。相反して、コロナ流行で緊急事態宣言が発令された前後(2020年4月)から、非常勤医師求人の応募者は増加傾向にあります。
そのため非常勤求人は情報がWEBサイトに掲載される前に充足してしまうことが多く、ご自身で探されるより直接エージェントに希望を伝えピックアップしてもらった方が効率的です。
まずはお気軽に、ご希望や不明点などご相談ください。