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《自己応募は有利?転職エージェントは利用するべきか?それぞれのメリット・デメリット》


戻る 2024/05/22
美容外科 医師 転職 自己応募 有利 デメリット

厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師統計調査」によると、全年齢で美容医療の医師数が増えています。医師の美容医療への心理的な敷居は、ますます低くなってきているように見受けられます。

しかしその反面、競争が激しくなった美容医療の転職市場では、以前のように面接を受ければ合格した時代とはうって変わり、すっかり買い手市場になっています。

では、その買い手市場である美容医療業界での転職において、①自分で応募する(自己応募)、②知人の紹介、③転職エージェント利用、どの方法が一番有利なのでしょうか?

それぞれのメリットとデメリットを洗い出してみました。

このコラムは決して、転職エージェントに頼んだ方が有利という結論の内容ではありません。

転職の方法、それぞれの長所と短所を認識なさった上で、ご自分に合った効率の良い転職方法を選んでいただきたいと思います。

美容医療業界への転職《自己応募は有利?転職エージェントは利用するべきか》それぞれのメリット・デメリット

「自己応募」のメリット・デメリット

自己応募は自分でアクションを起こし、進行管理を自分で行う転職活動です。

企業情報のリサーチ、応募、見学や面接のセッティング、選考対策、入職日や年収の交渉までのすべてをご自身で進めていくことになります。

キャリアプランが明確にできていて、情報収集、コミュニケーションや交渉が得意、優先順位が明確で割り切りが得意な医師は「自己応募」に適していると言えます。


自己応募のメリット

✔️ 応募から回答まで、やりとりはすべて直接できる。

✔️ 求人サイトに登録する手間が省ける。

✔️ エージェントとの打合せの必要がない。

✔️ 自分のペースで転職活動を進められる。

✔️ ベンチャー企業経営のクリニックでは採用に有利な場合がある。

✔️ 熱意が伝わりやすい。

自己応募のデメリット

✔️ 連絡しても返事が返ってこないことがある。

✔️ インターネットの情報が最新でない場合、採用枠があるかどうかわかりにくい。(最新情報ではない可能性がある

✔️ インターネットの求人情報だけでは、本当にクリニックが求めている人物像がわかりにくい

✔️ エントリーに必要なものや見学する場合の準備などに時間がかかる

✔️ 聞きづらい質問があった場合に、どこまでどのように聞いて良いのかが難しい。

✔️ 経営母体の企業研究、書類作成・見学・面接への対策をすべて自分で行わなければならない。(対策不足に不採用の可能性がある。

✔️ 実際に勤務する可能性がある現場の実態を把握することが難しい。(見学する場所と配属先が異なる場合もある。

✔️ スケジュール調整や条件の交渉は自分で行わなければならない。

✔️ 応募数が多いと、書面(履歴・経歴)だけで判断されることもある。

✔️ 不採用になった場合、選考のフィードバックを受けられないことがある。(理由が不明なので、その後の「傾向と対策」が難しい。

✔️ 不採用になった場合、転職エージェントを利用しての再応募はできない。

「知人紹介」のメリット・デメリット

すでに勤務している医師の職場に関する情報は実体験に基づくものなので、信用できる情報と言って良いでしょう。ただし、知人の紹介で入職すると条件交渉が難しかったり、友人から聞いて想像していた内容と違った、雇用条件をもっとしっかり確認しておけばよかったなど、入職後のギャップを感じる方も少なからずいらっしゃるので慎重に進めましょう。


知人の紹介を利用して応募する場合のメリット

✔️ 在籍医師からの紹介の場合、有利な「リファラル採用」が望める。

✔️ 実際に働いてみたリアルな現場の情報が得られる。

✔️ 知人医師からの情報で選考対策を立てられる。

✔️ 採用側としては、応募者に関する情報を在職の医師から得られるので評価しやすい。

知人の紹介を利用して応募する場合のデメリット

✔️ 入職したくないと思った時、断りにくい。

✔️ 友人から聞いていた情報と実際の状況が異なることがある。

✔️ 退職したいと思った時、言いにくい。

✔️ 入職前に自分の報酬やお休みなどの条件詳細を聞きにくい。交渉しにくい。

✔️ 友人が配属されている場所の情報のみで、組織の全体的な情報がわかりづらいことがある

✔️ 仕事の評価や進捗がお互いに見えるので、それがマイナスになるケースもある。

 「転職エージェント利用」のメリット・デメリット

クリニックの採用担当者と実際に話しているエージェントは「現場にはインターネットに載っていない情報が山ほどある」ことを知っています。

事前になるべく多くの情報を集めてから動きたいタイプの医師は、エージェントを活用することをお勧めします。クリニック探しから入職準備まで「転職準備」にかかる時間を大幅に短縮できるので、タイムパフォーマンスの良い転職活動が可能になります。

ただし、過去に「自己応募」したクリニックにはエントリーできない、自社サイトのみで募集をしている企業には応募が難しい、などのデメリットもあります。

また、円滑に転職活動を進める上で、エージェントとの相性も大切でしょう。

エージェントを利用して応募する場合のメリット

✔️ 未経験でも業界に関する知識を得ることができる

✔️ 履歴書・経歴書の書き方のアドバイスがあるので、より良く自己アピールできる。

✔️ 医師の個性を考慮した対策が立てられる。

✔️ 履歴・経歴に加えて、実際の人柄などの長所をアピールできる。(書類エントリー時に医師のアピールポイントなどを事前情報として採用担当者に共有します。)

✔️ 見学日・面接日や入社日の交渉が可能である。

✔️ 見学や面接ではエージェントがサポートするので、現場の声や採用担当者の本音を聞ける。

✔️ 必ず回答が返ってくる。エージェントを通して選考のフィードバックを得られる

✔️ 採用側は、信頼のおける紹介会社を優先することがある。(採用コストより人材の質を重視している場合)

✔️ 面接後、採用担当者の評価や意向についてエージェントによる確認が可能なことが多い。

✔️ 年収などの交渉は、エージェントが代理で行う。

》》》■関連記事「もっと詳しく!《美容医療 医師転職エージェントを使うメリット》」

エージェントを利用して応募する場合のデメリット

✔️ 過去に自己応募で見学や面接を行っている場合、エントリーが難しい

✔️ 紹介会社を使わず自社サイトでのみ募集している求人にはエントリーできないことが多い。

✔️ 転職紹介会社のサイトに会員登録する手間がかかる。

✔️ エージェントとの打合せの時間が必要となる。

✔️ 担当エージェントによって業界情報やクリニック情報などにおける知識の差がある。

✔️ 転職紹介会社によっては、中立的な立場で紹介をしないこともある。(転職紹介会社側に、優先して紹介したいクリニックがある場合がある。

まとめ

どの方法で転職すれば有利なのかは、シチュエーションによって変化します。

採用にあたり、美容医療を経営する組織が重要視することは何でしょうか。

それは、応募者が自社で活躍できる可能性、具体的には多様な意味での「スキル」を持っているかどうかです。結論からいえば、「活躍できる明確なスキルを持っていて、それをうまくアピールできる医師」は自己応募、知人紹介、転職エージェント利用、どの方法で転職しても結果にそれほど大きな違いはありません。

ご自分の持っている長所とスキルをどのように考えてアピールするか、またその長所を入職後にどのように生かせるかをしっかり考える時間を取りましょう。その点を考慮して、ご自分に合った転職方法を選ぶことができれば転職活動はスムーズに進行することでしょう。

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この記事の監修者
ドクターコネクト編集部
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