インタビュー

【美容外科・美容皮膚科医師へ転職】地方院で「地域に根ざしたファンをつくる」農耕型経営とは?湘南美容クリニック医師採用担当・田中氏が語る、後悔しないキャリア設計と求める人物像


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保険診療の激務やワークライフバランスへの悩みをきっかけに、転職を検討する医師が増えるなか、美容外科や美容皮膚科などの自由診療への転科も、有力な選択肢の一つとして注目されています。なかでも地方の美容医療クリニックは、都市部と比べて競争が緩やかな傾向にある一方、「十分に成長できる環境なのか」「転職先として注目されているのか」といった疑問や不安を抱く方も多いでしょう。本記事では、湘南美容クリニックの医師採用担当・田中氏にインタビュー。地方院で圧倒的な症例を積める理由や、未経験医師をエースに育てる研修制度、成長する医師の共通点などを徹底解説します。成長市場でキャリアの可能性を広げ、理想の医師人生を切り拓くヒントをご覧ください。

湘南美容クリニックの地方院での経験と圧倒的なチャンス:「大都市でなくても成長できる」理由

ドクターコネクト
保険診療から美容医療の医師へ転職を考えた際、勤務地選びに悩む先生は毎年一定数いらっしゃいます。どうしても「大都市のほうがチャンスは多いのでは?」と考えがちですが、湘南美容クリニックの地方分院で働くメリットや、実際の集客・実績について教えてください。

田中氏
地方のクリニックであっても、湘南美容クリニックの圧倒的な集客力と「適正価格で高品質な医療を提供する」という信頼がありますので、若手のうちから豊富な症例件数を積むことが可能です。例えば、人口約30万人の福島院でも月間の売上が数千万規模に達しており、地方だからといってお客さまが少ないわけではありません。SBCメディカルグループ ホールディングス CEOの相川が常々口にしている「量質転化」(圧倒的量とスピードをもって質を上げること)は地方でも十分実践できます。むしろ、大都市の激戦区で1番になるのは困難ですが、地方であれば「この地域でこの治療ならこの先生」というポジションを狙いやすく、ドクターとしての価値を一気に高められるチャンスがあると思います。

ドクターコネクト
地方ならではのポジション取りのしやすさがあるのですね。一方で、大都市と地方では競合の状況なども大きく異なるかと思います。勤務地を選ぶ際、医師はどのように考えるべきでしょうか?

田中氏
一番大事なのは場所ではなく、「どの山をどの高さまで登りたいか」というゴールからの逆算です。大都市はマーケットが巨大ですがその分ライバルも多く、激しいスピードと競争が求められます。最初からそこに参入するのなら、戦う覚悟やご自身の適性を見極めることが大切です。一方で、地域に根ざしてリピーターやファンを増やしていく「農耕型経営※」を学びたいなら、地方は最高の環境ですし、まだまだドクターが必要とされている地方だからこそより多くの症例を積むことができます。

農耕型経営:短期的な成果を追うのではなく、人材や顧客との信頼関係を長期的に育み、組織を成長させていく経営スタイルのこと

院長への道と、キャリアを停滞させない「愛のある人事」の仕組み

ドクターコネクト
湘南美容クリニックではキャリアパスが非常に明確だと伺っています。院長の選出方法やその基準について詳しく教えてください。

田中氏
湘南美容クリニックではどこで働いても成長できるキャリアパスを用意しており、原則として、入職から1年経過したドクターは院長に立候補できます。これまでの実績や評価などを総合的に判断して候補者を選び、その中から幹部ドクターの投票によって院長を決定します。

ここでは学歴や経歴にかかわらず、実績や適性などを総合的に評価しています。

ドクターコネクト
大手美容外科クリニックでの美容外科医や美容皮膚科医のキャリアというと、異動や転勤に関して不安を感じるドクターも少なくありません。「突然の辞令で、異動や転勤することになるのでは?」と心配する声もありますが、実際の人事や異動のポリシーはどうなっているのでしょうか?

田中氏
私たち人事の仕事は、個人の能力を最大限発揮できるポジションに就いていただき、そこに専念できる環境を作る「愛のある人事」だと思っています。人間は同じ仕事を長く続けているとマンネリ化し、見通しが立たなくなることがあります。ポジションや環境が変わると、気持ちが新しくなりモチベーションも上がります。そのため異動を「さらなる成長のための前向きなシステム」として捉えています。もちろん、本人の意思を尊重し、十分に話し合った上で決定しています。また、「このエリアのこの先生の下で学びたい」といった前向きなエリア変更の希望があれば、統制の取れる範囲でできる限り調整するようにしています。

未経験でも安心な教育・研修体制:ゼロからトップドクターを育てる「TTP※」の法則

ドクターコネクト
美容外科・美容皮膚科が未経験の先生にとって、技術面での不安は最も大きいハードルです。湘南美容クリニックの医師教育や地方勤務でも格差が生じない研修制度の仕組みを教えてください。

田中氏
湘南美容クリニックは地方院の配属であっても、情報が入ってこないということはありません。全国をいくつかにエリア分けしており、各エリアに教育担当の医師が配置されています。その教育チームが全国を回って指導しているため、地方勤務でも難しい症例を見学できるなど、症例の幅が制限されにくい環境が整っています。また、ビデオ教材やオンラインによる勉強会が充実しており、全国どこにいても最新の情報にアクセスが可能です。さらに、地方院勤務のドクターも定期的に東京へ集まり(10日〜2週間程度)、同期との交流や実地研修を受ける機会が用意されています。加えて、海外でのフレッシュキャダバー(解剖実習)など、高度な技術習得の継続的な機会も提供しています。

TTP:「徹底的にパクる」の略で、成果を上げている人や組織のやり方を素直に学び、まずは忠実に実践する考え方です。

ドクターコネクト
美容外科未経験の医師が、実際に技術を身につけていくためには、現場でどのような意識が求められるのでしょうか?

田中氏
美容医療未経験を恐れる必要は全くありません。湘南美容クリニックには1から教育する環境があります。まずは活躍している先輩の技術や考え方を素直に学び、基本を徹底的に身につける。例えば、活躍している先輩を見つけ、その技術を「TTP(徹底的にパクる)」することが一番の近道です。湘南美容クリニックには、習得した技術を自分だけのものにするという文化はありません。後輩や同僚に教えを請われれば惜しみなく教える文化が根付いているため、未経験からでも臆せず先輩の技術を吸収できる環境が整っています。あとは、教わったことをベースに、スピードを意識して圧倒的な数をこなす「量質転化」を実践するだけです。そうすれば、1年後には驚くほど技術が身についているはずです。湘南美容クリニックには、未経験からトップドクターになれる確かな勝ちパターンがあるのです。

採用担当が太鼓判を押す「採用基準」:重視される「人柄」と「志向性」

ドクターコネクト
湘南美容クリニックでの医師採用基準について教えてください。また臨床経験の年数が不利に働くことはありますか?

田中氏
私たちが最も重視するのは、臨床経験よりも「お人柄」です。絶対条件としている4つのキーワードが「明るく、前向き、誠実、素直」であることです。美容医療の現場では、明るいオーラを放っている人の方が活躍できます。教えられたことを素直に吸収できる先生の方が圧倒的に成長していきます。

ドクターコネクト
見学や面接の際にどれくらいのタイミングで「明るく、前向き、誠実、素直」だと判断されますか?

田中氏
これまで何千人と医師の方とお会いしているので、お会いした瞬間にその方の持つ雰囲気でわかります。会った瞬間の印象だけで判断が難しい場合は、質問を重ねることでその方の「人となり」を深掘りしていきます。第一印象も一つの要素ですが、質問を重ねながら人柄や価値観を確認しています。

ドクターコネクト
マインド面や志向性という意味では、どのような基準で判断されているのでしょうか?

田中氏
自分が稼ぎたいという「for me(私利)」の精神なのか、人を幸せにしたいという「for you(利他)」の精神を持っているかどうかを見ています。人間誰しも基本は「for me」の部分を持っていますが、医療従事者として「美容医療を通じて目の前の人を幸せにしたい」と思えるのか、それとも自分の利益だけを追求するのかでは考え方が全く違います。面接でお話ししているうちに、その方の本質は自然と見えてきます。

保険診療から転科する意義と美容医療業界の展望

ドクターコネクト
美容医療、特に美容外科と美容皮膚科のマーケットの現状と、それぞれの特徴についてどうお考えですか?

田中氏
美容医療市場は、お客さまのニーズの多様化や治療技術の進歩を背景に、今後も成長が期待される領域だと考えています。

美容外科と美容皮膚科では、医師に求められる役割やお客さまとの関わり方にも違いがあります。美容外科は、一度の手術がお客さまの人生に大きな影響を与えることもあり、高度な技術力やデザイン力、判断力が求められる領域です。一方、美容皮膚科は、肌の状態や年齢による変化に合わせて継続的に治療を行うことが多く、お客さまと長期的な関係を築きながら、その方の人生に寄り添っていけることが大きな特徴です。

また、美容皮膚科では新しい医療機器や薬剤、治療法が次々と登場しており、医師自身が知識や技術をアップデートしながら、専門性を高めていける余地が大きい領域でもあります。

保険診療から美容医療業界へ転科する意義については、これまで培ってきた医師としての診断力やお客さまとのコミュニケーション力を生かしながら、新たな専門性を身につけ、キャリアの可能性を広げられることにあると考えています。

美容医療は決して「保険診療とは別の医療」ではありません。お客さまのお悩みを正確に把握し、医学的な知識に基づいて適切な治療を提案し、その後の経過まで責任を持って診ていくという医師としての基本は共通しています。

美容外科、美容皮膚科のどちらを選択するにしても、自分がどのような医師になりたいのか、お客さまとどのように関わっていきたいのかを考えた上で、自身の専門性を築いていくことが重要だと考えています。

ドクターコネクト
保険診療から美容医療業界への転科を周囲に反対されて悩むドクターも少なくありません。そうした先生方へはどのようなアドバイスをされていますか?

田中氏
一番大切なのは、「時流を読むこと」です。現在、美容医療市場は人々の美容意識の高まりや自由診療へのニーズ拡大を背景に、成長を続けています。市場が拡大する環境では、新たな挑戦やキャリアの選択肢も広がります。同じ努力を積み重ねるのであれば、成長が続く市場で挑戦することでより多くのチャンスをつかめる可能性があります。

医局や周囲に相談すると、慎重なご意見をいただくことも多いと思います。ただ、より実情に即した判断をするためには、美容医療の現場で実際に勤務したことのある医師に話を聞いてみることをおすすめします。自分の限られた人生の中で美容外科や美容皮膚科にチャレンジしたいと思うなら、1日でも早く一歩を踏み出してほしいです。実際に、周囲の反対を受けて一旦は保険診療に残ったものの、「やはり美容医療の世界を諦められない」と、その年の秋頃に連絡をいただくドクターも毎年一定数いらっしゃいます。マイナスな他責の理由でなければ、遅すぎることはありません。ぜひ素直な情熱を持って飛び込んできてほしいですね。

エージェント利用の価値と、これからの仲間へのメッセージ

ドクターコネクト
美容外科医・美容皮膚科医の採用活動において、私たちのような紹介会社(エージェント)の存在をどのように捉えていらっしゃいますか?

田中氏
湘南美容クリニックでは、医師採用や教育に惜しみなく投資しています。紹介会社を通じて医師採用するには、当然コストがかかります。それでも紹介会社を介しての採用も行っているのは、湘南美容クリニックを一緒に「世界一お客さまの多い医療グループ」へと作り上げていく仲間、そして「究極の三方良しを実現する」という理念に共感してくれる仲間を探しているからです。どこから応募してくださった方でも、面接で重視する基準は全く変わりません。【明るく、前向きで、誠実、そして素直】であること。これがすごく大事だと思っています。

医師が美容医療業界で本当に活躍できるかどうかをしっかり見抜いてくださっている。また、そのために湘南美容クリニックの良さや他院との違いを深く理解してくださっている。そこが「美容医師紹介専門ドクターコネクト」さんの一番の強みだと思いますし、入社後までフォローしていただけるのは心強いですね。

美容医療は特殊な業界だからこそ、業界をきちんと理解した上で「先生はこちらに向いていますよ」「このクリニックはこういう方針ですよ」と説明してくれることが大切です。湘南美容クリニックの価値観なども含めて考えてくださるドクターコネクトのエージェントさんは本当にありがたい存在です。定期的に情報交換をしているからこそ、業界の流れもよくご理解されていらっしゃるのだと思います。

ある紹介会社では、マッチングや医師(求職者)ご自身の事情はあまり関係なく、とりあえず採用してもらえるところに割り当てられてしまうケースもあると聞きます。紹介会社の良し悪しの判断を付けることも転職成功のコツだと思います。

ドクターコネクト
信頼していただきありがとうございます。最後に、これからのキャリアに真剣に悩む医師の皆様に向けて、熱いメッセージをお願いいたします。

田中氏
以前に比べて、現在は外科経験が豊富な医師や専門医資格を持つ医師含めて本当に強い覚悟を持った医師がどんどん湘南美容クリニックの仲間になってくださっています。子どもの行事に参加できない、いつ呼び出されるか分からないといった保険診療時代のQOLの課題を見直し、ワークライフバランスを整えながら働く先生も多いです。もちろん楽をするわけではなく「働くときは徹底的に働く」というバランスですが、湘南美容クリニックでならやる気と情熱次第で医師ご自身の理想を実現できる環境が整っています。

勤務する場所がどこであれ、一番大事なのは「どの山をどの高さまで登りたいか」という情熱です。お客さまのお悩みに寄り添い、前向きな変化を届けたい、笑顔にしたいという熱い想いがあるなら、ぜひ私たちの船に乗ってください。あなたの長所を最大限に伸ばし、一番輝けるポジションを一緒に見つけたいと思っています。勇気を出して一歩を踏み出し、世界一お客さまの多い医療グループを一緒に創っていきましょう!応援しています。

ドクターコネクトより

「自分の限られた人生で、本当にやりたいことに挑戦したい」——そう分かっていても、新しい環境や地方での勤務、未経験からのスタートには大きな勇気がいりますよね。

もし今、美容外科・美容皮膚科などの美容医療への転科に迷いがあるなら、まずは一歩を踏み出してみませんか?

美容医療医師特化型の転職エージェント『ドクターコネクト』では、美容医療業界のリアルや各クリニックの特色を熟知したキャリアアドバイザーが、あなたの価値観や人生設計に寄り添ったキャリアプランを一緒に考えます。情報収集だけでも構いません。あなたの「本気で挑戦したい」という想いを、私たちは入社後まで全力でサポートします。

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ドクターコネクト
この記事の監修者
ドクターコネクト
20年以上にわたって、美容医療をはじめとする自費診療業界に特化してサービスを提供。業界で培った知識や経験を活かし、豊富な医師転職ノウハウで多くの医師の転職サポートを行う。美容クリニック関係者とも良好な信頼関係を築き、最新の採用トレンドや情報を迅速に収集。好条件や非公開求人を多数取り揃え、医師と美容クリニックの高いマッチング率と満足度を実現している。


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