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年収が上がる医師の条件とは?


戻る 2024/02/08
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医師といえば平均年収が高い職業としてあげられるもの。年収1,000万円は超えると言われていますが、民間病院では年収2,000万円や3,000万円を得ている医師も中にはいます。

それほどの年収を得る医師は、一体どのような条件があるのでしょうか。より年収をあげたいと考えている医師の方は、ぜひご覧ください。

医師の年収を上げるには?一般的に考えられる方法

年収を上げるには、相応のリスクや責任を負う必要もあります。年収2,000万円以上得ている医師は、どのような方法で働いているのか。その条件を紹介いたします。

クリニックを開業する

まずはこの方法を思いつく方が多いのではないでしょうか。勤務医の場合、基本的には決められた賃金で働くことになります。それに対して開業医は、様々な場面で自由な裁量権があり、手取り金額も必然的に多くなってきます。

きちんと経営でき、軌道にのることができれば勤務医より多くの年収を得ることが可能でしょう。

しかし、医師としてのスキル以外にも、経営のスキルやコミュニケーションスキル、様々な知識が必要となってきます。開業したとしても必ず成功するとは限りませんので、リスクがあることを前提に検討していくことが重要です。

院長など管理職に出世する

こちらもごく一般的に考えられる方法です。役職があがれば、責任も増えますが当然収入も増えますよね。特に医師不足の地域ともなると、医師を呼び込むために高い年収を提示するところも多くあります。

今まで積んできた経験やスキルがあれば、特にリスクもなく年収を上げることが可能です。逆に言うと、年収を上げるにはそれなりに時間が必要となります。仮に50歳で院長に就任したとして、高い年収を得られる期間が10余年となってしまうので、少し勿体無く感じられますよね。

また、一般的に考えられる方法ということは、誰もが思いつくと言うことです。ある意味競争率の高い方法となるので、きちんとキャリアプランを考えつつ働かなければいけません。

要領よく医師の年収を上げる方法とは?

いくつか年収を上げる方法をあげましたが、より要領よく年収を上げる方法はないのか?と思いますよね。
先ほどあげた方法以外のものをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

フリーランス(非常勤)の医師として働く

医師の非常勤及びアルバイトの案件は多岐に渡りますが、高いと1日20万円くらいの日給を得られます。

1回20万円の案件を週4日で勤務した場合、1週間で80万円、月で320万円、年間になると3840万円になります。専門性が高いほど単価も高くなり、狙って働くことができれば、より高収入も望めます。

しかしメリットばかりではありません。高時給のものは専門性が高く、仕事そのものもリスクが高い診療を行っているところが多くあります。即戦力も求められ、スキルが伴っていないと年間を通して勤務することが難しいでしょう。

その点から将来への不確定要素が多いため、不安定な収入となる可能性があります。リスクやデメリットを上手にコントロールしていくことが、高給を得る上では必要なこととなってきます。

自由診療の医師として働く

自由診療とは、主に美容外科・美容皮膚科・AGAなどの治療があげられます。これらは保険適用外の診療となるため、収入が増えやすい傾向にあります。

自由診療となると、20代からでも高収入を得ることが可能です。この先30年以上勤務することを考えると、年収1,000万円の医師と比べて3億円近くの差が生まれます。

また、自由診療で勤務する医師の方からは、患者様の反応が直に感じられるため、非常にやりがいがあるとの声もあります。医師としての知識やスキルがあれば、未経験であっても転科が可能です。研修制度がしっかりしているクリニックに入職することで、転科の不安がある方もしっかりとスキルを身につけられます。

強いて難しい点をあげるならば、センスを求められることがあります。美容整形であれば、通常の診療とは違って患者様が希望する予算に合わせて、ご本人が納得のいく結果を出さなければなりません。


医療の道は、保険診療だけではありません。気になる方は、自由診療の道も検討してみてはいかがでしょうか。

高収入の求人モデル

美容クリニックにおいて、高収入の求人モデルを2つご紹介します。

高収入の求人モデル⑴

診療科目 : 美容外科 美容皮膚科 AGA 再生医療(常勤)
応募条件 : 医師免許、初期臨床研修修了予定者
給与   : 年収 2,200万円 〜
勤務地  : 埼玉県
勤務時間 : 9:00 ~ 18:00(休憩60分)
休日休暇 : 週休2日シフト制、希望休3日可能(2連休可)、有給休暇、産休/育児休暇
福利厚生 : 社会保険完備、交通費支給、制服貸与、退職金制度、昇給有り、学会費・学会出席費用
 

高収入の求人モデル⑵

診療科目 : 形成外科 皮膚科 美容皮膚科(非常勤)
応募条件 : 臨床経験1年以上、毎週1日以上勤務可能な方(曜日固定)
給与   : 時給  10,000円 〜 15,000円
勤務地  : 愛知県 名古屋市
勤務時間 : 月~金曜 10:00~20:00(休憩60分)、土日祝 10:00~18:00(休憩50分)
休日休暇 : 勤務曜日 毎週木曜日、勤務日数 週1日

医師の年収の現実に関するQ&A

医師の年収の現実に関するQ&Aについても確認しましょう。

Q:20代の勤務医の平均年収は?
A:医学部を卒業する年齢は早くて24歳、その後さらに2年間の研修期間があるため、20代の勤務医の平均年収は、男性医師は約475万円、女性医師は約436万円と低い傾向にあります。20代後半になると学位や専門医の資格を取得できるため、男性医師は約752万円、女性医師は約639万円と収入が上がります。

Q:30代の勤務医の平均年収は?
A:取得した学位や専門医の資格を生かし、臨床経験を積むことによって、男性医師は約954~1,197万円、女性医師は約1,008~1,011万円になります。医療や研究業務に加えて、勤務医では部下の指導などの業務も増える年代です。今後、医師としてどう働くかもその後の収入に大きく関わってきます。

Q:40代の勤務医の平均年収は?
A:部長や副院長など管理職の能力も求められるため、最も収入が上がる年代と言われ、男性は約1,340~1,572万円、女性は約1,184万円~1,309万円です。ここで男女の収入に差が開くのは、女性は子育てが関わりキャリアが一時中断されるからだと考えられます。

Q:医師のボーナスはどれくらい?
A:医師のボーナスのほとんどは会社員と同様に、6月・12月の年2回、基本給の2~4カ月分の金額が支給されます。また、年収と同じく、年齢、役職、性別、勤務先の規模、勤続年数などでも異なります。

Q:非常勤医師の平均年収はどれくらい?
A:勤務日数や時間、常勤先の有無によって異なりますが、平均年収は約1,400万円です。医師が不足するような高齢者が地域や病院では給与が高い傾向にあります。


まとめ

医師が年収を上げるには、それぞれ相応のリスクとリターンが存在します。自分の状況と、将来のキャリアプランをしっかりと考えて検討していくことが重要です。

その中でも、自由診療の道は未経験でも年収アップが見込めます。開業や自由診療を検討している方は、転職サイトの登録やエージェントに相談してみてもいいでしょう。

ドクターコネクト編集部
この記事の監修者
ドクターコネクト編集部
こちらの記事は、ドクターコネクト編集部が監修しています。


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